2019年最新版、ホテル系クレカ、SPGアメックスカードまとめ

2019年最新版、ホテル系クレカ、SPGアメックスカードまとめ

最強クレジットカードは何か、という話題でも出てくるカード、SPGアメックスカードをご存知でしょうか。最近クレカ界隈でもトレンドの(なんならややブームが去りつつある)このカードについて、ざっくりとまとめてみました。なお僕が所持するクレカの内の1つでもあります。

※2018年8月からの新プログラムに準拠した内容となっています。(2019年4月更新)

 

SPGアメックスカードとは

SPGアメックス、アメリカン・エキスプレスが発行しているカードで、正式名称は英語で “The Starwood Preferred Guest® Credit Card from American Express” となります。長い。

そして現在はSPGとMarriottの統合のため、サービス自体はMarriott Bonvoyという名称となりました。

ちなみにアメリカン・エキスプレスの会社が発行しているカードはスタンダードなアメックスカードの他に、スカイトラベラー、デルタスカイマイル、ANA、ペルソナSTATIA、SPGアメックス(海外ではMarriott Bonvoyアメックスカード)があります。いずれもステータス性が高いカードであり、券面デザインも洗練されておりどれも非常にカッコいいです。

またアメックスカードは旅行に強いカードとしても有名で、付帯保険などに加え、例えばアメックス全般は日本の空港内にあるカードラウンジを同伴者1名無料で入ることができます

これはそこらへんの普通のゴールドカードなどでは無理でブラックカードであるJCB the Classや三井住友プラチナクラスでないと付かない希少な特典(普通は同伴者はお金がかかります)で、あると旅行の際に非常に便利です。

SPGのStarwoodというのは、”Starwood Hotels and Resorts Worldwide”というシェラトンホテルなどを経営しているグループの名称ですが、現在はマリオットグループに買収されています。

買収されたのでなんならマリオットカードと呼ばれるほうが自然なカードでもありますが、カードはそのままの名称で存続しているという状況なんですね。

SPGアメックスカードのメリットとデメリット

メリット

メリットとしては大きく3つで、

「カード入会だけでSPG、マリオット系列の上級ホテル会員になれること」

「年に1回、SPG系列ホテル、マリオット系列ホテルに1回だけ無料宿泊できること(2年目から)」

「カード使用によるポイントのマイル換算が便利かつ優秀であること」

です。以下に詳しく説明していきます。

※2018年8月からのプログラム改定(もとい改悪)により、特に1つ目のホテル上級会員の価値が大きく低下しました。

 

SPG、マリオットのゴールド会員資格

SPGアメックスカードを所持した時点で、マリオット、SPG系列のホテルのゴールドエリートの会員資格を手にすることができます。本来は年間25回以上宿泊しないと手に入らない資格がこれだけでゲットできます。

さらにSPGがマリオット系列に買収されたために、マリオット系列もゴールド会員の資格がそのまま無条件でゲットできることになったわけです。このマリオット系列というのが高級ホテルのリッツ・カールトンや国内に最近増えてきているマリオット・ホテルを擁しています。

ゴールドエリート会員の特典で重要なものとして

・部屋の無料アップグレード

・14時までのレイトチェックアウト

・ドリンクサービスや高速インターネットなどのギフト

が挙げられます。

また重要な点として、2018年8月の改定までは、このカードを発行することで手に入れられるマリオットのゴールド会員資格(本来50泊しないと手に入らない)こそが、SPGカード取得の最大のメリットであるともいえました

 

というのも、マリオットゴールド会員であれば上記に加えて朝食無料、さらには無料でのラウンジへのアクセスが可能だったんですね。ある意味マリオットがSPGを買収したあとの抜け道みたいなところだったのですが、2018年8月より是正されることとなってしまいました。

具体的には、マリオットゴールド会員の上にプラチナ会員が新たに作られ、プラチナ会員の資格として朝食無料、ラウンジアクセス権がつき、SPGアメックスホルダーが手に入れられるゴールド会員では朝食無料やラウンジアクセスが削られてしまいました。まぁある意味当然の修正ではあるのですが。

 

レイトチェックアウトについてもどうしてもホテル滞在時は朝に慌ただしくなってしまうことがあるので、利用できると便利なことも多いです。

ただ改定前までは16時までの滞在が可能で、これは午前~午後までをホテル近郊の観光などに当てられるので、旅行に組み込むとかなり便利でした。ただ改定後はゴールドエリートは14時までと、こちらも改悪になりました。

ちなみにゴールドエリートの上のプラチナ会員の場合は16時までのレイトチェックアウトが可能で、差別化されています。

 

アップグレードについては今後僕も系列ホテルに泊まる予定がありますので、実体験をまた記事にしたいと思います。

ただアップグレードというのは絶対に行われるものではなく、空いている部屋があった場合に、というオマケ的な要素ではあります。

無料宿泊特典

カードを継続した2年目より、無料宿泊特典が1泊分ゲットできます

カードをご継続いただく度に、世界各地のSPG/マリオット リワード参加ホテル『交換レート1泊50,000ポイントまで』でご利用いただける1泊1室(2名様まで)の無料宿泊特典をプレゼントいたします。祝日や大規模なイベント開催期間中でも、スタンダードルームに空室がある限り、「無料宿泊特典」をご利用いただけます。

※「無料宿泊特典」は、1泊のみご利用いただけます。50,000ポイントを分割してのご利用は承れません。

※「無料宿泊特典」には利用条件がございますので、詳細はspg.com/jpよりご確認ください。

 

SPG、マリオット系列ホテルは有名なところで国内でもシェラトン、ウェスティン、マリオットホテルなどがあり、いわゆる中級~上級ホテルです。しかもブラックアウトがないので、祝日など繁忙期でも空きがあれば利用することが出来ます。

もともと2018年8月の改定までは、カテゴリー6までのホテルが特典で宿泊することができました

ただ改定後は「50000ポイントまで」という条件に変更になっています。ただカテゴリー6の標準ポイントが50000ポイントですので、実質ほぼ同じ条件ということになります。

なお2019年移行はオフシーズンとハイシーズンで同じカテゴリー内でもポイントが変動するということになりますが、概ね大きな状況はかわりません。

 

宿泊できるホテルなどのまとめについてはこちらのサイトを参照ください。

 

この特典で高いレベルのカテゴリー7のホテルは特典では泊まることはできませんが、それでもカテゴリー6といえばウェスティンホテル東京やシェラトングランデトーキョーベイホテルなど、十分ハイレベルなホテルへの宿泊は可能です。

ちなみにセントレジスやリッツカールトンホテルはカテゴリー7,8なので無料特典での宿泊はできませんが、2019年以後はオフシーズンであれば(冬の沖縄など)必要ポイントが低下し宿泊は可能かもしれません。

 

たとえば週末にウェスティンホテル東京に泊まろうと思えば、金額はゆうに40000円を超えてきます。ということで年会費はいいホテルの宿泊費と考えれば割高ということもありません。

しかしその考え方自体がカード会社の思惑に乗せられているところもあって、年1回の宿泊なんて、カプセルホテルに止まれば5000円くらいで事足りるじゃん、30000円払うことじたいが損、って考えの方には全くもって不要なカードになるわけですね。

 

また初年度は無料宿泊特典が付かないことも気をつけなければなりません。キャンペーンは普段から行われており、初年度は新規入会特典として、カード入会後3ヶ月以内に10万円以上の利用で30,000ポイント(1万円相当)が獲得できます。

さらに友達紹介キャンペーンを利用すれば39000ポイント(13000円相当)が獲得できます。

ただこの友達紹介キャンペーン、改定前は特にですが、紹介したカードホルダーの方にかなりのポイントが付与される構造になっていました。

 

このためネットを検索するとSPGアメックスを紹介するサイトが山のようにあります。この紹介プログラムのせいもあり最近のカード発行数はかなり増えていたようで、マリオット系のラウンジにはSPGアメックスホルダーがわんさかといて、すごい混んでいたという噂もあります。

また2018年8月からの改定(もとい改悪)なのにもかかわらず「早く作成するのが吉!」みたいな紹介キャンペーン狙いの記事が鬼のように作成されていた時期もあり、正直辟易としていました・・

いまはだいぶ落ち着いた気がしますね。

 

その他のメリット

色々有りますが大して興味ない人が多いカード付帯の保険や旅行時サービスなどは置いておいて、次の2つを挙げます。

 

ポイント還元率が高い(特にマイル)

プレミアムカードなどはポイント還元率が低い傾向にありますが、SPGアメックスは1%と還元率が高いです。

100円で3ポイント貯まりますが、だいたいの航空会社において3ポイント=1マイルで変換されます。

特にポイントからのマイル交換はANA、JAL含め35の各航空会社に変換60000ポイントにつき15000ポイントボーナスをつけてくれるので、25000マイルに換算できますので、マイル換算率は1.25%と最高レベルです。

しかもポイントは使用すれば有効期限が伸びますので、実質無制限で使用することが出来ます。

これが陸マイラー御用達カードとされる理由です。ほかのクレカは往々にして、マイル交換率は1%以下になることが多いですからね。自分のメインカードのJCBプロパーカードのマイル換算率など相手にもなりません。

他にホテル系カードですので、マイルを旅行券に換えるのと同様に、溜まったポイントをそのままホテルの宿泊に利用することもできます。こちらもうまく使えばホテルの宿泊代よりお得に宿泊することができます。

 

券面デザインがカッコいい

何回も書いていますが非常に洗練しているとおもいます。特にSPGアメックスは赤が主体のなかにAMERICAN EXPRESSのブルーが映えていて、高級感もありお洒落です。

ちなみに海外のSPGアメックスカードは紫で、そちらも綺麗です。ちなみにアメックス系で一番券面が好きなのはスカイトラベラーカードですが、それはどうでもいいお話。

この2点は特に大事と思います、特に券面デザイン。やっぱりデザインのよいカード持ちたいですもん。

 

デメリット

間違いなく最大のデメリットは「年会費が31000円(+税金)かかること」です。30000円オーバーは一般的なプラチナカードに匹敵しますし、たかがカードにこの金額・・の考えの方はまず作らないほうがよいです。

当然金額分のメリットがあるから最強カードの一つにノミネートされるのですから、要はその金額分のメリットを感じられるかどうかです。

 

またSPGがマリオットに買収されましたので、SPG、マリオット・ホテル両方の会員特典が享受できる美味しい状況だったわけですが、2018年8月以降はプログラムが変更され、ステータスマッチによるマリオット系列のゴールド会員資格の価値が低下してしまった(朝食無料とラウンジアクセスの権利が消失)ことがあります。

そして注意点としては、ゴールド会員の部屋のアップグレードは、別に毎回確実にしてくれるようなものではありません。してくれたらラッキー、程度で考えておいたほうがよいです。

またホテル関係のサービス、メリットが多いため、一人でも楽しめないわけではありませんが、夫婦やカップルのように、一緒に行ってくれる人がいるときにその力が最大限発揮できるカードでもあります。独り身の方は要注意ですね!

 

また以下の特典は、SPGアメックスオンリーというわけではありません。

年会費13万円のアメックスプラチナという上級カードを持っていれば、このSPG、マリオットゴールド会員のみならず、ヒルトンなどの高級ホテルの上級メンバーシップのサービスが受けられます

本当にホテル上級会員やステータス性を考えるならばアメックスプラチナをメインカードに据えるのも一つの選択肢です。

ただこのアメックスプラチナ、特典は全てのクレジットカードのなかでも最強クラスですが、13万円の年会費分の元を取ろうと思うとそれなりのハイソな暮らしをしないといけませんので、自分にもやはり選択肢にはならなかったりします。

まとめ

まとめると、個人的にSPGアメックスを特にオススメするのは、

・ゴールド会員の特典、無料宿泊があるので、年に4-5回以上は出張や旅行などでホテルに泊まる予定がある人、また旅行の際のホテルにはお金がある程度かかってもいい人

・金銭面にそれなり以上に余裕のある人

・上級会員などのステータス性が好きな人

だと思います。僕は全てに当てはまっているのでカードを作りました。

ただそんなにSPG、マリオット系列のいいホテルも日本全国津々浦々にあるわけではないので(東京と関西、あとは沖縄など一部の地方のみ)、年1回の旅行する程度の方がお得と思って作成するのはあまり良くないんじゃないかと思います。逆に宿泊、旅行先をホテルの関係で狭めてしまうことになりかねませんし。

 

また冒頭で書いた最強クレカの話については、2017年までのこのカードを保持した時点でついてくるマリオットゴールド会員の力によるところが大きかったといえます。

上級会員のステータスも現状付属されるゴールドエリートには大した価値はありません。

改定後の評価としてはマイルもためやすいし無料ホテル特典もある金持ち向けの優良カード、ぐらいの認識がよいと思います。

ホテル無料宿泊特典などを利用して年会費をカバーしつつ、陸マイラーとしてメインカードに据えるのは十分お勧めできますが、自分はJCBゴールドザプレッミアがメインカードなのでそこまでマイルの有効利用もできてませんし・・

といいながらも2017年のSPGアメックスバブルともいうべき流れのなかでまんまと乗せられて当カードを作成した僕なわけですが、今後持ち続けるかどうかは無料宿泊特典などのサービスを利用してから考えたいと思っています。