クレジットカードの国際ブランドの種類

クレジットカードの国際ブランドの種類

クレジットカードを初めて作ったのはいつだったか。思い返すと18歳、大学を合格したときに親に自分名義で作ってもらったのが最初でした。提携ブランドは親の「VISAがいいよ」という言葉に従いVISAでした。

その後社会人になり、20代半ばの頃、勤務先の関係でカードを作る必要がありました。そこで提携ブランドをVISAかMaster Cardかを選択する欄があったんですね。

ここでも自分は「VISAがいいよ」という親の言葉が頭の中でリフレインしVISAにチェックをつけて提出しました。ちなみに提携ブランドについてはこの時もどういうものなのか全くわかっていませんでした。興味もなく、特に調べようとも思いませんでした。

 

その後新しくクレジットカードを作ろうと思い、カードについて色々調べだしたのが数年後で、これまでの自分の無知に驚きました。

思い返すと小さい頃からクレジットカードのCM(お金で買えない価値がある etc)はよく見ていて覚えているのに、何を広告していたのかは全くわかってなかったんですね。でも提携ブランドのことって意外と社会人になった20代でも知らない方が多い気がします。

ということで私見とともに主要国際ブランドについて簡単にまとめました。

 

クレジットカードとは

クレジットカードとは簡単にいうと現金でなくカードで決済するシステムのためのカードです。

例えば僕達がお店でカード決済を行うとき、その金額はその時点では払わずにすみ、後日自分の口座から引き落とされます。そしてお店はカード会社に後日金額を請求します。

そのためカード自体に信頼(クレジット)がないとお店はそのカードを使ってくれないんですね。そしてお店も後日クレジット会社に数%の手数料を払い、客が払う分の金額を支払ってもらいます。そしてその手数料でクレジットカード会社は儲けて、その一部をポイントとして僕達に付与してくれるわけです。

これではお店側はクレジットを使われると現金よりも損するように見えますが、それはある意味事実です。そのため国の税金などをクレジットで支払いする際にはもともとの税金+手数料が我々に請求されるわけです。

ただクレジット決済ができることによってお店側も客が増え、顧客の幅が広がり高額な買い物をしてくれやすくなるんですね。客側としてもカード不可で高い商品を売っているお店なんて、あまり利用したくないですもんね。

 

国際ブランドとは

世の中にはクレジットカードで溢れています。でもカードの右下にあるロゴにはVISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、Dinersの5種類しかありません。

この5つが日本で使用できる国際ブランドで、これらが記載されているということが世界で使用することができ、また24時間いつでも決済ができるということになるわけです。これらのカード会社が決済のシステムを担っているんですね。それぞれのブランドについて私見とともに説明します。

 

VISA(ビザ)

三井住友、VISAカード、でお茶の間にも浸透した、そんなVISAは世界で20億人以上のカード利用者を持つ、正真正銘No1の国際ブランドです。

クレジットカードの全世界での売上の内、約半分がVISAによる売上であるということからもその凄さはわかります。ここまで世界に広まったのも店側の手数料が安いからで、そのあたりもNo1ブランドの信頼を感じます。

日本でもクレジットカードが使えるお店なら殆どのお店で使用することができますし、何より海外旅行でも「VISAが使えない」ということはほぼありません。特に1枚目のカードがJCBやAMEXなどの場合は海外では使えないお店が非常に多いので、サブカードのブランドを選ぶときはまずVISAを選べば間違いありません。よくわからないときの1枚目としてもオススメですし、僕の親の意見も全くもって正論だったというわけでした。

またVISAにはプロパーカード(ブランドオリジナルのカード)がなく、三井住友VISAカードといったように、企業が発行したカードと提携しています。そのため付与するポイントなどもVISA独自のポイントはなく、企業のポイント(Tポイント、pontaポイントなど)が溜まっていくわけですね。

 

Master Card(マスターカード)

お金で買えない価値がある。買えるものは、MasterCardで。あのCM、キャッチコピー、耳に残りやすく、秀逸でしたよね。

Master CardはVISAに次ぐ世界的シェアと利用者をもつ2番手の国際ブランドです。

昔は特にヨーロッパで強いと言われていましたが最近はVISAと使用できる範囲は殆ど変わりませんし、当然日本でもどこでも大体使えます。海外旅行に行くならVISAかMasterの提携カード、どちらか一つは持っていくべきですね。VISAよりやや使える範囲は狭まりますが、それでも普通の観光であれば使えないことはそんなにないと思います。

こちらもプロパーカードはありません(準プロパーカードともいうべきラグジュアリーカードはありますが)。そしてpricelessのキャッチコピーのまま、テニスやJリーグなどの独自のキャンペーンも行っていることも特徴です。

上記VISAとあわせて全世界の利用額のほぼ8割を占めていることからも、この2つが二大ブランドとして君臨しています。

 

JCB

日本が世界に誇る国産ブランド。国際ブランドの数自体多くない中で、このような決済システムを国内に持つということは非常に凄いことです。

国産ということもあり国内加盟店が多く、国内ではほぼ使用できないシチュエーションはありません。

ただその分海外ではハワイなど日本人観光客が多い場所を除き、海外の加盟店は少ないのが現状です。ただ旅行保険や海外での相談の際の日本語対応など、国産ブランドならではの安心感があります。

特に提携で有名なのはスポンサーでもある東京ディズニーランド、ディズニーシーですね。ディズニー関連のコンテンツや特典は非常に多く、他のブランドとは一線を画します。

他にもJCBプラチナカードなど所持していればUSJのフライングダイナソー内でラウンジでくつろげたりと、JCB独自の特典もあります。

提携カードの他にプロパーカードがあり、プロパーカードのJCBオリジナルシリーズカードはオリジナル独自のキャンペーンや特典の他、所持してヒストリーを積み重ねると徐々にランクアップが望め、ゆくゆくはブラックカードのJCB the CLASSを目指すこともできます。

 

AMERICAN EXPRESS (AMEX,アメックス)

アメリカン・エキスプレスは一般的に「ステータス」、「旅行に強いカード」というイメージで、これは海外においても共通しています。

特に旅行などでの保険やトラベルサービス、マイル換算などのサービスが特に充実しています。ただ海外で使用できるかとなると、先進国や格式高い場所ではまず使えますが、それ以外ではシェアはイマイチで、ヨーロッパでは使えないところも非常に多いです。

国内ではJCBと提携しているため、JCBが使えるところではAMEXも使えます。つまり国内でも大体使えます(※使えないところもたまにあります)。

国内ではMUFGなど提携ブランドとしてもカードはありますが、やはり自社発行のクレジットカードのイメージが強いですね。

ノーマルカードの通称アメックスグリーンですら年会費12000円をとってくるわけですが、ここらへんがやはりステータスカードたる所以でしょう。

あと個人的な意見ですが、どのカードもデザインが素敵で洗練されており、アメックスグリーンにしろ、自社発行のスカイトラベラーカードやspgアメックスカードなど、券面デザインが大変優れていると思います。

 

Diners(ダイナース)

世界で最初のクレジットカードである伝統を持つダイナースカードは、アメックスと同じく高所得者の持つステータスカードというイメージです。

ただ日本においてはなんとなくマイナーな存在で、一般的な高所得者である医者である自分のまわりにも持っている人はそんなに多くはありません。例えば合コンでダイナースカードを見せてもスゴイ!となることは想像できません(別にどんなカードでもキャーキャーいわれないでしょうけど)。

知る人ぞ知るブランドというイメージですね。一律の限度額を設けないこと、ポイントの使用期限がないことなども格式と伝統を象徴しています。

ただプロパーカードにしろ提携カードにしろ一番安くても年会費は22000円以上かかるため、VISAやMasterでいうところのゴールド、プラチナカードと同列と考えたほうがよいですね。

券面デザインはノーマルカードはスタイリッシュなシルバーで、ここも知る人ぞ知るステータス感があります。サービスは良いですが、いかんせん年会費も高いので、所得に余裕のあるステータス重視の方にはいいカードでしょうか。

 

まとめ

以上、国内で使用できる5大ブランドについて説明しました。

国際ブランドは他にもあって、中国の銀聯(ぎんれん)も、最近は観光客の増加に伴い使用できる国内のお店も増えてきましたよね。また日本では発行されていないDiscover(ディスカバー)というブランドもあり、あわせて世界7大ブランドと言われているようです。

カードを複数枚持つならVISAとMasterをどちらか一つをもって、あとのカードは自分のライフスタイルや望む特典によって好きに選ぶ」のが鉄板です。

かくいう自分はVISA、Master、JCB、AMEXをそれぞれ持っていたりします。