JCBのプロパーカード、JCBゴールド・ザ・プレミア。
私が現在所有しているクレジットカードの一つであります。2018年始めにJCBゴールド・ザ・プレミアを手に入れたので、今回はその経緯についてを記事にします。
ちなみにJCBのプロパーカードであるJCBゴールドを作ったのは2016年10月くらいですので、1年3ヶ月でのゴールド・ザ・プレミア獲得になります。
JCBのプロパーカードをそもそも持とうと思ったきっかけとしては、20台後半のとき、今後持つカードとしてステップアップしていくようなステータス性のあるカードが欲しい!と思ったのが契機でした。
クレジットカードの最高峰といえばブラックカード・・そんなブラックカードにステータス好きな世の人々は誰しも(?)憧れるものです。
こちらの記事もご参考に
いわゆるブラックカードと言われればアメックスセンチュリオンやダイナースプレミアムカードなどが挙げられるわけですが、ランク的には同列として語られることもある(でも年会費は安めの)日本の国産でもあるJCB the classカードが非常に魅力的に見えたんですね。
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JCB the Classをどうすればゲットできるのか
当時色々と調べるとまずJCBゴールドカードを申請して、そこから2年間で100万円を利用してJCBゴールドザ・プレミアのインビテーションを受ける→そのまま十分な金額を利用しているといつかJCB the Classのインビテーションが届く、という流れだということでした。
インビテーションが2段階、なんかリザードンに進化するヒトカゲみたいな感じで(古い)、個人的にこういうの大好きなんですね。簡単には手に入らないのがステータス!といいますか。
まあ後述しますJCB the Classの特徴であるディズニー特典とかは対して興味はなかったりもするんですが、とりあえずthe Classは格も高いし悪いカードではないらしいということでステップアップのためにまずJCBゴールドを申請してみました。
JCBゴールドからプレミアへのステップアップは年間100万円の利用という明確な基準があるので非常にわかりやすいです。
そしてこの「1年間で100万円の利用」というのは、申請してからその次の年の1月までの集計期間に100万円つかったらいいということなので、私の場合は申請したのは2016年の10月でしたが、それから高い買い物を1、2回して2ヶ月で100万円の利用を行いました。このように利用すれば、1年数ヶ月でのプレミア獲得は可能となります。
さて2017年度も税金や年金、生活費をすべてJCBゴールドで支払い、十分基準はみたしていました。よって2018年最初にはゴールドザ・プレミアまでは獲得できることが確定していたわけで、その頃の自分はホクホクしておりました。
JCBプラチナの出現
しかしこの2017年度にJCBより衝撃の発表があります。それはJCBプラチナカードが新たに発表されたのです。
そしてこれはインビテーションなしで申請ができるというまさかの仕様です。このJCBプラチナはJCBプロパーカードのランクでいうとブラックの一つ手前に当たるカードになります、さらに細かい話をいうとこれまでその年会費からJCB the Classはプラチナ相当と揶揄されていたこともありますが、このプラチナの出現によりJCB the Classはブラックカードという立ち位置が明確になったとも言えます。まあそれはどうでもいいんですが、これが発表されたときは結構な衝撃でした。
え?じゃあ最初からプラチナでヒストリー積み上げていけばよかったんじゃない?自分がインビテーションを得ようとしているのはプラチナよりランクが下のゴールドザ・プレミアになるの?この1年間の努力(?)はなんだったの?ゴゴゴ・・という気持ちです
そもそもこれ100万円を2年連続で満たしてインビテーションが届くのはプレミアかプラチナかどっちになるんだろう?という疑問もありました。
まあその流れで、結局2018年の2月、JCBよりゴールドザ・プレミアのインビテーションが届いたわけですね。
そりゃ届けば申請しますよ。ということで現在は私はJCBゴールドザ・プレミアホルダーとなっています。
しかし改めてこのJCBゴールドザ・プレミアとJCBプラチナを比較して検討してみると、ゴールドザ・プレミアはインビのみでしかゲットできないレアリティ感と、十分な特典があることがわかりました。
JCBゴールド・ザ・プレミアのメリット
プライオリティ・パス
JCBゴールド・ザ・プレミアを獲得すると、プライオリティ・パスのプレステージ会員を無料で発券ことができます。プライオリティ・パスとは世界の多くの空港のラウンジで使用できる会員証のようなものです。プレステージ会員はその一番上の資格で、これだけ発行しようとすれば年会費399ドル(4万円相当)がかかります。これがJCBゴールドとの一番の違いといってもいいでしょう。
日本にいるとあまり実感がないですが、海外のハブ空港などで乗り継ぎに長時間を要するとき、このプライオリティ・パスの効力は絶大です。自分も2017年度の仕事で海外に行った際に、航空での長時間待機の際にこのプライオリティ・パスが使えずに涙をのみました。ちなみに国内空港は基本カードラウンジ(ゴールドカード持ってれば誰でも入れるラウンジ)と航空会社のJAL、ANAなどのラウンジしかありませんので、プライオリティ・パスは効果は発揮できませんのでご注意を。
プライオリティ・パスが付帯するクレカ自体はそこそこ国内でも多いですが、いずれもプラチナ相当カード(大体年会費20000円以上)になります。コスパという点ではJCBゴールド・ザ・プレミアか楽天プレミアカードかというところになります(ともに年会費10000円)。
年会費の安さ
JCBゴールド・ザ・プレミアは年会費は15000円です。ただ年間利用が100万円以上の場合の年会費は1万円になります。
年間利用100万円というのは税金や生活費を含めた支払いをこなせば簡単に超える金額ですので、実質JCBゴールドと同額の年会費で利用できます。上にも書きましたがプライオリティ・パスが付帯すると考えればこの年会費はコスパが抜群によいです。
券面デザイン
そして券面デザインですが、こちらはJCBカードやJCBゴールドカードと同じく服部一成氏がデザインした日本の「和」を感じる流線状の背景はそのままに、黒をベースに金色で線と文字が入っています。JCBゴールドと比較しても高級感があり、独創的です。ちなみに自分はゴールドカード全般の金金した感じがあまり好きではありません。いかにも成金な感じがしますので・・
券面の裏はJCBゴールドと同様に金色でそれが気になる方もいるようですが、個人的には特に気になりませんね。オシャレで高級感のあるよいデザインだと思います。
JCBカードをメイン使用にしてメリットと感じること
これは正直、あまりないですね。笑
国産の世界ブランドといっても海外に行ったらあまり使えないですし、海外旅行で利用するならVISAかMasterカードが絶対によいです。そしてステータス性ではアメックスやダイナースには負けるでしょう。ただ国内ならどこでも使えますし、日本人なら、日本国産のカードをメインで持っておいてもいいかな、というある意味愛国心のようなものでしょうか。
JCBカードをメインとしていることに対する不満
メインカードとして使用していますが、不満はカード使用で貯まるOkidokiポイントの汎用性の低さ、でしょうか
色々な提携をしているのは良い点だと思います。Amazonなどはポイントが2倍になりますし、ポイント還元率は1%を超えてきます。実際自分もポイントはかなり貯まっています。ただこのポイントを交換しようとすると最終的な還元率は高いものが少ないという問題点があります。マイルやTポイントへの交換しようとすると還元率1%以下になっちゃいますし、マイラーにとってはプロパーカードの魅力は低いですね。だいぶポイントは貯まっているんですがまあポイントはオマケ程度と思ってビールなどの商品と交換しようかな。。と思っています。
この点はこちらも保有しているSPGアメックスカードのスターポイントのほうが遥かに汎用性が高いですね(1ポイント=JALやANAなどに1.25マイル交換)
JCBゴールド・ザ・プレミアとプラチナの比較
ゴールドザ・プレミアの利点は、年会費がJCBゴールドと同等であるにもかかわらず、プライオリティ・パスがつくことです。このカードは海外旅行などで乗り継ぎの際にかなりの効力を発揮します。ではゴールド・ザ・プレミアとプラチナではどれだけ差があるのかというところなのですが
年会費はプレミアが10000円、プラチナが25000円です。結構な差があります。
プレミアになくプラチナのみにある特典としては
海外ラグジュアリーホテルプラン・・海外の高級ホテルを予約する際に上級ホテル会員並の待遇になる。まあ海外で高級ホテルはそんなに泊まらないし・・
海外クルーズ優待サービス・・えっ?クルーズ?
USJのJCBラウンジ使用・・USJ内のフライングダイナソーのラウンジが使用可能に。これは少し魅力的。
グルメベネフィット・・特定のレストランにおいて、2名以上で1名の食事代が無料になる。
このプラチナにつく特典で、自分が定期的に利用するサービスはほぼないと言っていいです。これは多くの人がそうなんじゃないかなーと思います。
JCB the Classへの道は
よって、ゴールド・ザ・プレミアでクレヒスを組み立てたところで、次にClassのインビがくるのかというのは非常に気になるところです。従来どおりザ・プレミアからthe Classのインビテーションが来るのならば、年会費や特典の意味からもザ・プレミア保有のほうが確実にコスパがいいですので。ただ年会費や格はプラチナのほうが上ですので、プラチナのほうがClassへのインビテーションが受けやすくなるようです(実際デスクに確認した方もいるようです)。とはいえプラチナはまだできてから日が浅いカードですし、当然プラチナからClassのインビテーションが来たひとは現時点ではいないでしょう。ということでここらへんは皆様の報告待ちですね。
ちなみに自分はJCB会員でいうところのロイヤルαプラスというクラスになる年間300万円利用を今後も続けるつもりではありますので(税金とか生活費を払っているとそれくらいには絶対になる)、どうなるか報告していきたいと思います。
突撃
突撃とはJCBカードのデスクに、the Classほしいので申込書送って!と電話で突撃することです。ちなみにかつては突撃でもthe Classは手に入ったらしいですが、現状は無理という情報がよくいろんなサイトに書いてあります(ソースは不明)。
でもそもそも突撃ってかっこわるくないですかね?そりゃ獲得してしまえば誰にもばれないですが、インビテーションで手に入ることに意味があると思います。なんていうんでしょう、本来相応しい人が招待される上級ステータスカードなのにそれを自分から乞食のように取りに行く矛盾の気持ち悪さといいますか・・自分は美学として絶対に突撃でカードは欲しくはないですね。
これは例えばSPGアメックス(所有でホテルの高級会員になれるカード)で貯めたポイントでホテルにいきフロントに「アップグレードは?」と聞く浅ましさににています。アップグレードとは上級会員に対するホテル側のサービスのようなもので、自ら求めるものではないのです。そういえば飛行機のファーストクラスで自分の誕生日を祝ってくれなかったことに憤慨していた記事が以前話題になっていましたが、それにも近しいものを感じます。ステータスを持つものというのはそれなりの余裕がないといけないと思うわけですよ。
他の道
医師限定のサイト、m3.comではこれまで期間限定でJCB the Classの申込書申請ができることがありました。ちなみに現在は招待制ブラックカードの一つ、ダイナースプレミアムの申込書の資料請求ができるようです。ただたまにcheckしてもJCBプラチナの紹介はあってもthe Classはないので、今後もおそらく申請はできないんじゃないかな~というのが個人的な考えです。
おわりに
個人的に従来どおりJCBゴールド・ザ・プレミアで十分なクレヒスを積み上げてJCB the Classのインビが届くのであれば、なにの文句もありません。ただもし数年後あたりにプラチナのインビが届いたりしたらすこしショックです笑
まあthe Classを持ちたいことの大部分はステータスなんですけどね。この点は我ながら愚かだな~とは思います。年5万円の年会費って結構バカにならないですし。
※2018年11月追記
そうこういっているうちに、JCB The CLASSのインビテーションが届きました!
JCBゴールドザ・プレミアからもCLASSのインビテーションは今まで通り届くいうのがわかったことはかなりの収穫でした♪
そちらについてはこちらの記事で