さてドイツ旅行で溜まったポイントはわずかに6307FOP。なんとなく海外にいけば15000FOPくらい貯まるんじゃないの?という甘い考えはここで捨てて、FOPを貯めるにはどのような航空券がよいのかをちゃんと考えることに。
※前回の記事はこちら→2018年 JGC獲得への道 ②(ドイツ篇)
そして4~5月にかけては仕事で東京へ行く機会が2回あり、これをいずれも飛行機で行くことにしました。関西在住ですので、アクセスの良さからフライトの基本は伊丹羽田になります。
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FOPを貯めるのによいプランは
さてFOPは搭乗におけるボーナスポイントがあり、下記のように定めされています。要は1回搭乗するのにあたり、FOPに以下のポイントが加算されるんですね。
短い航路であってもFOPの400が加算されるのはけっこう馬鹿になりません。
搭乗ボーナスFOPポイント
運賃種別
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搭乗ボーナス FLY ON ポイント
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大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス6、株主割引、身体障がい者割引、介護帰省割引、特便割引1、特便割引3、特便割引7、特便割引21、離島割引、特別往復割引など
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400ポイント
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特別乗継割引、小児特別乗継割引、身体障がい者特別乗継割引、乗継割引7
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200ポイント
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先得割引タイプA、先得割引タイプB、スーパー先得、ウルトラ先得、当日シルバー割引、おともdeマイル割引、乗継割引28、スカイメイト、特典航空券、個人包括旅行運賃、包括旅行運賃、団体割引運賃、修学旅行運賃
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0ポイント
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上記表のように、先得割引などの格安で購入できるタイプのチケットはFOPはつかないので注意が必要です。
またFOPの計算は基本的に飛行距離(マイル)に関連するのですが、その何%がFOPになるのかについても予約の際の割引の使用においてもいろいろと変わってきます。
利用運賃カテゴリー
利用運賃カテゴリー
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該当運賃
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運賃1(100%)
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大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、身体障がい者割引、介護帰省割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス6、離島割引、国際線航空券に含まれる日本国内区間*1など
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運賃2(100%)
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特別乗継割引
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運賃3(75%)
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先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得、乗継割引28
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運賃4(75%)
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特便割引1、特便割引3、特便割引7、特便割引21、特別往復割引、株主割引
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運賃5(75%)
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乗継割引7
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運賃6(75%)
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当日シルバー割引、おともdeマイル割引*2、スカイメイト
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運賃7(50%)
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パッケージツアーに適用される個人包括旅行運賃など
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またこの表に加えて、クラスJなら10%、ファーストクラスなら50%の上乗せがつきます。
さて自分の場合は50000FOP狙いですので、ある程度値段がかかってもしっかりとFOPが貯まるフライトがありがたいわけです。すなわちFOP単価にはそれほどこだわらない、ということになります。
結論から書きますが、自分のような場合において最も勧められるのは
JALビジネスきっぷでのクラスJの予約 です。
JALビジネスきっぷは同一区間の往復の場合に2枚綴りで購入できる航空券ですが、普通の旅行のときって往復で航空券を購入するので大体問題なく使用できます。またFOP付与がマイルと同等の100%、搭乗ボーナスも400FOPとマックスがつくので、1回のフライトでそこそこの値段で十分なFOPを獲得するのに最適と考えました。
具体的には自分のような関西在住の場合は
伊丹羽田間であれば片道17000円ほどで、取得FOPは1016FOPです。つまり往復で2032FOPとなります。
1pt =17円ほどとFOP単価はそこまでよくありませんが、往復ビジネスきっぷ自体は普通運賃に比べてもだいぶ安いですし、FOP搭乗ボーナスは400ptで、かつFOPが飛行距離から引かれることもありません。
クラスJ
このクラスJはJAL独自のシステムですが、普通席に+1000円払うだけで圧倒的な座席の広さと快適感がえられます。
肘掛けも広いしヘッドレストもあり、ワンランク上の旅程になります。前の方なのですぐ出れますし。CAさんの機嫌が良ければ(?)名前呼びでサービスしてくれるかもしれません笑
FOPも+10%と上乗せされる効果もありますので、快適な旅としては確実に狙っていかなければなりません。
ちなみにファーストクラスに関しては伊丹羽田では+8000円ほどかかる上に、この区間はフライト時間が非常に短いので、高いお金を払ってファーストを満喫するほどのものではないかな~というのが個人的な意見です。
このクラスJ、人気なのですぐ埋まってしまいますが、ビジネスきっぷなどで予約可能な2ヶ月前にすぐ抑えれば伊丹羽田間といえど確実に取れます。何事も早め早めの行動が大事!
伊丹羽田フライトの上級会員の多さ
ということで、4~5月にかけて伊丹、羽田間を仕事で2往復してきました。
しかしこの伊丹羽田、国内の主要な本線のひとつでもあるのですが、平日の日中に利用にもかかわらず、サラリーマンのおじさまたちが非常に多い!笑 これはフライトの4回とも毎回一緒でした。
搭乗する時に優先搭乗のアナウンスがあるのですが、最優先のJALダイアモンド、プレミア会員や、自分も目指しているJGC,サファイア会員などの優先搭乗で何十人という長蛇の列ができます。
仕事関連で移動しまくってる人にとっては副次的にこういった上級会員になってしまうものなのでしょうけど、優先搭乗にこれだけ長蛇の列ができると優先搭乗ってなんだっけ?という感想を抱かずにはおれません。
という感じで少しだけJGCを目指すモチベーションが下がってしまったところではあります。
京都から東京の移動は新幹線が遥かに快適
自分の場合最寄り駅は京都になるのですが、わずか2往復での結論は、京都から東京の移動は飛行機より新幹線のほうが間違いなく快適です笑
最近はスマートEXという素晴らしいシステムもありますし、新幹線はどんどん便利になっていってますね。
京都駅から東京駅まで新幹線で1本ですし、乗り換えもスムースなのに対し、飛行機での京都→伊丹→羽田→目的地まで電車、というルートは非常に無駄が多い。なにより飛行機の搭乗前にはある程度余裕をもって行かなければなりませんし。
しかしこの1年はJGC獲得のためと割り切って、本を大量に買い込んで読書しながら搭乗待ちの時間を潰しています。
ここまでの合計FOP(5月末)
ということで4-5月で大阪→東京をJALビジネスきっぷ、クラスJで2往復しました。
今回がJAL便を乗ったのも初でしたので、JAL clubAカードの特典で+5000FOPが加算されます。
よって
JALグループ便 2032×2(伊丹羽田2往復)+5000(初回搭乗ボーナス)=9046FOP
その他の便 6032FOP
合計 15371FOP
ということになりました。まだまだ50000FOPへの道は遥か遠い・・