JGC獲得の道⑥(ウィーン篇)

JGC獲得の道⑥(ウィーン篇)

10月に仕事の関係でウィーンへと行ってきました。

今回も仕事ですので、3泊5日のそこそこの強行軍です。前回のリスボンほどではないですが・・

仕事がメインですので観光はあくまでオマケという感じではありますが、相変わらず日記テイストでの旅程について記載していきます。

 

ウィーンといえばオーストリアの首都、音楽の都です。

One World系列の場合、直通便はなく一度乗り換える必要があります。

 

今回はある程度自分の裁量で旅程が組めたので、しっかり条件を整えることとしました。

・国内線乗り継ぎを利用する

・国内→乗り換え空港まではコードシェア便ではなく、JAL運航便を使用する

・できればプレミアムエコノミーを利用する

といったとこです。

 

・国内線乗り継ぎを利用する

これは自分のような海外旅行に組み合わせてJGC獲得を目指す時のお決まりのルールともいうべきものですが、前回のポルトガルへの旅程のときは同行者の関係でできませんでした。

理由としては、国際線を使う際に国内線の乗り継ぎを利用した場合、安い金額で国内の移動ができ、国内線区間のFOPは100%かつ、ボーナスFOPを取得できるためです。このため効率よくFOPを稼ぐことができるのです。

自分の最寄り空港は大阪ですが、関西国際空港を利用するよりは大阪→東京→海外、といったルートのほうがFOPは稼げます。

さらにFOP効率を重視するなら、大阪→那覇までまず向かい、続いて那覇から東京経由の国際線を使うのが最もいいと思います。ただ海外出張の前日まで予定が詰まっていたため、今回もそこまでの強行軍はできず(^_^;)

というかまぁ海外の長いフライトの前に頑張るのはかなり体力的にしんどいというのもあります笑

 

・国内→乗り換え空港まではコードシェア便ではなく、JAL運航便を使用する

国内から乗り継ぎor目的地の便までは、他のone world系列の航空のコードシェア便の場合と、JALがメインの運航便の2種類があります。

前回のリスボン旅行の際はヘルシンキ乗り継ぎでしたが、その際はフィンエアーの便でした。

フィンエアーがそんなに悪いわけではないですが、やはり日本人ということもありJAL便のほうが機内サービスの食事や映画などが日本人向けになっている印象がありますし、旅行が快適だと思います。

 

・できればプレミアムエコノミーを利用する

これが最重要課題でした。

FOPというのは移動距離(マイル)にその座席のクラスなどによる比率がかかり決定されます。

JAL便にしろコードシェア便にしろ、エコノミークラスでは30~70%の倍率がかかってしまいますが、JAL運航便のプレミアムエコノミーは移動距離分のマイルの100%がFOP換算されます。

海外のような移動距離が長い場合、このFOPの差はかなり大きくなります。

ちなみにプレミアムエコノミーはビジネスほどではないにしろ、座席の前方などが広く余裕があり、食事や飲み物もエコノミーとは差別化されます。

なおプレミアムエコノミーの値段はそこそこ良心的で、例えばウィーンの旅程を検索してみますと。

このように、ウィーンまでプレエコを使えば79000円という金額です。

ちなみにプレエコのspecial saverとFlexでは金額が大きく異なりますが、これはFlexの場合は払い戻しや予約変更が無料でできるぐらいのメリットですので、予定が確定している場合は一番安いので取るのが定石です。プレエコの場合はマイル加算率やFOP換算率はかわらず移動距離分の100%です。

エコノミークラスの料金はというと・・

Economy saverで52500円です。

プレエコと比べても3万円弱程度の差ですね。値段的にもそこまで負担になりません。

自分のようにある程度お金を気にせず、仕事などの移動を利用してFOPを稼ごうとする場合はプレミアムエコノミーは必須ということになります。

というかFOPを考えなくてもこの程度の値段差でゆったりした座席が得られるのであれば、選択肢に入ってきますね。

 

旅程

ということで旅程は以下のような感じです。

往路:伊丹→成田→ヘルシンキ→ウィーン (プレミアムエコノミー)

復路:ウィーン→ヘルシンキ→成田→羽田→伊丹 (エコノミー)

復路がエコノミークラスなのは、帰国の時間的にプレミアムエコノミーが搭載されていない便だったみたいで、予約画面に出てきませんでした(^_^;)

また東京についてからの移動で成田から羽田に移動しないといけず、これが地味に面倒くさいところで・・

 

まとめると、

 

往路
大阪→東京                       960FOP
東京→ヘルシンキ           5629FOP (5229+400)
ヘルシンキ→ウィーン    1036 FOP
復路
ウィーン→ヘルシンキ     854 FOP
ヘルシンキ→東京         3015FOP (2615+400)
東京→大阪                       960FOP

これでTotal  12454 FOPとなりました。帰りもプレエコが選べればさらに3000ポイントほどゲットできたんですが、やむを得ません(^_^;)

 

ウィーンへ

まず初日、伊丹空港の国際線カウンターでチェックイン。

伊丹から国際線を使うことがこれまでなかったこともあり、行列のできている国内線のチェックインカウンターに並んだ後にスタッフに案内されるという恥ずかしいミスをしながら、荷物を預けます。

プレミアムエコノミーの場合はJGC会員などと同様、荷物を預ける際には優先チェックインカウンターが利用できます。

 

そして成田空港に到着の後、成田のサクララウンジへ。

行きはプレエコのチケットなので、サクララウンジも堂々と入ることができます。

内部はサラリーマンの方々などでかなり混んではいましたが、無事に名物のカレーもゲット。

 

これですよこれ!

サクララウンジのカレーを食べるのはこれが初めてでした。時間的にかなりビジネスパーソンが多く、みなさんひっきりなしにカレーを食べておりました笑

どちらかというとトロッとしたルーで、濃厚です。美味しいとは聞いていましたが予想以上の美味しさで、しばらく海外で日本の食事が食べられない前にはぜひ食べたい逸品だと思いました。

 

10時間程度のフライトでヘルシンキ空港に到着し、こちらもワンワールド系列のラウンジで時間をつぶし、乗り換えでウィーン空港へ到着。

ウィーン空港から中心地へはCATという、36分で到着できる特急があるので便利です。

こちらの切符は事前にオンラインで購入。往復19ユーロ程度です。行きしなは車掌さんが確認してましたが、帰りは乗車券はノーチェックでした。ヨーロッパの乗車券はだいたいそんな感じですよね。

こちらでウィーンの中心地へと移動します。

ウィーンといえば美しい街並みが有名ですが、これはいわゆるインネレシュタットという旧市街がイメージされていることが多いです。

今回の目的地もインネレシュタット近くだったので、宿もこちらでとりました。

中心の建物が街のランドマークにもなっているシュテファン大聖堂で、数々のブランドショップやホテルなどが並び、非常に美しいな街並みです。なんといいますか古い中世的な建物が多いのですが、その中に現代的なブランドやショップが入っていたり。

京都と同じように高いビルや建物がなく、ランドマークの寺院が一段と映えますね。また宿もこの聖堂の近くだったんですが、朝目が覚めると鐘の音が聞こえるというなんともよい雰囲気でした。

またウィーンと言えばDEMELというお菓子屋さんやザッハトルテ発祥の地として有名です。

こちらは格式あるホテルザッハー。こちら併設のカフェでザッハトルテが食べられますが、だいたい行列になっています。

ただお土産でもザッハトルテが買えますがこちらはそんなに混んではいません。

というわけでお土産に購入。これで一万円くらいでしょうか。ザッハトルテというとケーキですが、チョコのかなり重めのケーキなので、キャリーバッグに入れて持ち帰っても特に型崩れもせず、問題ありませんでした。

 

合間をぬってちょいちょい観光もしてみました。

こちらは世界遺産、メルク修道院から眺めるドナウ川と街並みです。ウィーン市内から電車でそれなりの距離はありますが、日帰りで行ける程度の距離です。

中世的な雰囲気で、季節的に美しき青きドナウ、という感じではないですが、よい景観でした。

 

またウィーンの食事はどうかというと、これもなかなか美味しくて!

ウィーン名物といえばシュニッツェルという(主に牛の)カツレツです。

素朴な美味しさで、現地のひともよく食べてました。

お店によって味やサイズがことなりますが、だいたい外れなく美味しいです。ただ味がやや単調なので量を頼むと飽きます笑

こちらはジャガイモのスープ。こういったスープ料理もかなり種類が豊富にあります。

いろいろ食べましたが、だんぜんジャガイモが美味しいです。

あと!ウィーンは世界をみても珍しく水道水が非常に綺麗な都市だそうです。すなわち水道水を飲んでも美味しくて安全ということです。季節柄水もつめたいので、自分もミネラルウォーターなどはかわずに、水道水を毎日がぶ飲みしていました笑

それでも特にお腹をこわすなんてことはありませんでした笑

 

旅の最後はやはりウィーンは音楽の都!ということでオペラ座へ。

ネオゴシック建築の存在感のある建物で、こちらもインネレシュタット内で交通の便のよいところにあります。

オペラのチケットは公式サイトから事前予約しました。公式サイトからの予約が座席指定もできるので一番よいですね。座席は場所によって舞台の見え方がかなりかわるので、値段もピンきりです。せっかくなのでパルケット(平土間)の2番めによいランクの席をとり、バリバリのドレスコーデで望みました(といっても基本はスーツ)。いい席のチケットはだいたい2-3万円くらいでしたが、立ち見席などは数ユーロ、つまり1000円以内で見れます。

 

演目は仮面舞踏会。はじめての海外オペラということでバッチリ予習をして望みましたが、

こちら画面の前に通訳をしてくれるモニターがありますが、演目が始まるとなんと英語やフランス語の他に日本語字幕が!日本語字幕があることは知らなかったのでかなり楽でした。

 

まとめ

観光がメインではないものの、十分に楽しんで帰国しました。

ウィーンの感想としては

・街並みの綺麗さ(古都の雰囲気+都会さ)はこれまで観た都市のなかでもトップクラス

・シュニッツェルなどウィーン料理という独自性があってかつまぁまぁ美味しい

・水道水も十分飲める

・オペラ座に日本語字幕があって感動

という感じでした。なかなか海外旅行で観光目当てだと最初の選択に上がりにくい国ですし、自分も仕事じゃなければ行かないであろう国でしたが、非常によいところでした。

 

10月までの合計FOP

JALグループ便 20728 + 12454(今回のウィーン旅行)  = 33182 FOP

その他の便    8124 FOP

合計     41306 FOP

 

ということで目標の50000FOPまで、だいぶ近づいてまいりました。

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